平家の落人の娘・鶴富と、これを捕えに来た源氏の、那須の
大八郎との恋と別れが、歌い込まれています
重信の編曲では、間奏部分に笛の音が掛け合いで流れて来ます。
これは、鶴富と大八郎の語らいを表現したものです。
恋をしている男と女の心情が切なく美しく語られています。
そして、曲のラスト近くにひとつの笛の音だけが残ります。
これは、鶴富の心象風景です。
決別の哀しみと、思いを断ち切る潔さと凛々しさを表していま
す。何故ならこの時鶴富は、大八郎の子供を身ごもっていたから
です。
最後に、ふたりの幸福なひとときの象徴のように、鈴の音だけが、
ひっそりと残されて行きます。
短いバージョンですが、曲のさわりをお聴き下さい。
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